働き始めは実家暮らしが最強な理由

生活

大学を卒業し、現在の職場に就職した当時の僕は実家住まいをしていました。

高校や大学の友人が大阪や東京の大都会に就職する中、地元就職だった僕は不本意ながらの実家暮らしだったわけです。

しかし改めて考え直すと、実家暮らしはメリットだらけの生活だったのです。

特に働き出して間もない若手にはそのありがたみが身にしみます。

働き始めの若手にとって、実家暮らしが最強であることの理由を紹介していきます。

この記事を読むべき人
・仕方なく実家暮らしをしている人。
・都会での自由な一人暮らしに憧れている人。
・都会で働く友人に劣等感を抱いている人。
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働き始めは実家暮らしが最強な理由

実家暮らしが最強である理由は大きく3つあります。

実家暮らしのメリット
  • 毎月の生活費
  • 毎日の家事労働
  • 家族という他者の存在

これらを一つずつ深掘りしていきます。

毎月の生活費

実家暮らしの最大のメリットは生活費が抑えられること

一人暮らしをすれば当然かかってくる家賃が必要ありません。

電気代や水道代などの光熱費もかかりません。

食費も家族まとめてになるので抑えられます。

他にも一人暮らしなら全て自分にかかってくる費用が大幅に下がります。

働き始めでろくに貯金もない中で、これは非常に大きいです。

賃貸だと会社から家賃補助も出るでしょうが、実家暮らしより安く済むはずがありません。

生活費が圧倒的に低く抑えられる。これが実家暮らしの最大のメリットです。

若手の間はお金を貯めておくに越したことはありません。

実家暮らしは貯金をする手段の一つでもありますね。

僕がお金を貯めた方法は↓の記事にまとめてあります。

毎日の家事労働

実家にいれば、家事労働を助けてもらえます。

子どもの頃はやってもらって当たり前だった食事の準備や洗濯、掃除。

でも、一人で全てをこなすとなると大変なのです。

大学の一人暮らしで経験したから余裕だよ。

なんて僕も思ってましたが、仕事を始めるとマジで時間がないですからね。

疲れ果てて帰宅してから晩ご飯の支度なんてむりむりむりのかたつむり🐌

新しい生活に慣れていくまでの間は、生活を助けてもらうことは全く恥ずかしいことじゃありません

その代わり、なんでもやってもらうのはNGですよ。

休みの日やできることは自分でしなくちゃいけません。

これはあくまで僕の持論ですが、男女ともに独り立ちの修行はしないといけないと思っています。

今日日、料理の一つや二つできない男はダメですね。

そういった訓練も実家でさせてもらいましょう。

家族という他者の存在

そして最後は「家族とともに生活できる」ということ。

これ自体がメリットになります。

仕事を始めれば、思い通りにいかないことや愚痴りたくなることもあるでしょう。

会社の同僚に話すのもいいですが、同じ境遇同士だとマイナス思考に陥ります。

立場の違う人に自分の現状を伝えることで、自分のことを再認識する機会が生まれます。

しかも、自分の親や兄弟はほぼ無条件で自分のことを受け入れてくれますよね。

この“安心感”と“頼りやすさ”こそ働き始めの精神的に不安定な時期に自分を支えてくれるのです。

文字通りの“ホーム”が家族のいる実家ですから、最初は頼ったらいいのです。

また、自分の親は当たり前ですが人生の先輩です。

自分より2、3歳年上なだけの先輩がえらっそうに分かったようなことを言ってきますが、自分の親はそれよりももっと長い経験をしてきているのです。

その人生の先輩がとても近い距離にいるありがたさを忘れてはいけません。

親のいうことが常に正しいわけではないですが、先人の意見は素直に聞いてみるもんです。

実家暮らしの制約

ここまで実家暮らしの良さをお伝えしてきましたが、

実家だと自由な時間と場所がないなぁ

と思う人もいるかもしれません。

たしかに、自分だけで暮らしているわけではないですから一人暮らしよりは制約もあります。

しかし、僕の場合、制約があるからこそ良かった面もあったので、それについて話しましょう。

仕事を持ち帰らない

僕は教師という仕事をしてますから、テストの時期なんかは大量の採点を抱えることになります。

できるだけ早く返してあげたいので急いで採点するのですが、時間的に厳しいことも多い。

ですので、本当はいけないのですが、答案を家に持ち帰り、採点をする先生も少なくありません。

テストに限らず、ノートチェックや授業準備など別に職場でなくともできる仕事も多々あります。

ですが、実家住まいなので家には家族がいます。

当然生徒のノートや答案は個人情報の塊です。家族といえど見せるわけにはいかないのです。

そのリスクがある以上、僕は仕事を持ち帰りませんでした。というより持ち帰れなかった

家族がいるという事実が仕事の持ち帰りにブレーキをかけてくれていたのです。

おかげで職場にいる間に意地でも終わらせてやろうと、時間効率を気にしながら仕事をするクセがつきました。

年長者の趣味・志向がわかる

家族といると自分の興味のないテレビがついていたり、話を聞かされたりします。

圧倒的な無駄に思える苦痛な時間かもしれませんが、年上の人のトレンドを知れるチャンスでもあるのです。

若年層に受けている歌手やタレントをどう思っているのか知ったり、テレビのニュースをこうも簡単に信じてしまうのだと思わされたりと、その場ではイライラしつつも振り返ると学べる機会なのです。

最後に

実家暮らしの良さ、分かっていただけたでしょうか。

世間一般では「社会人なのに実家暮らし」とかいって独り立ちできない象徴のように言われます。

たしかに、いつまでも実家に頼るわけにはいきませんし、お金を稼いでいる以上、実家にもお金はいれましょう。

ですが、社会人になりたてだからこそ、頼るというのは恥ずかしいことではないと思っています。

それに、孝行したいときに親はなしと言いますから、家族の様子が近くでわかる実家暮らしは安心でもあります。

物理的に実家暮らしが不可能な人も、親に頼る弱さはもっと持ってもいいのかもしれませんね。

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